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●最新刊

「組立‐転回」
B5変形:144ページ 本体1700円+税

◆表紙
 組立‐転回のためのエスキース 中山雄一朗

◆鼎談
 可能なる美術館 コレクションとアーカイヴ
 蔵屋美香・林道郎・藪前知子・上崎千(ゲスト)/コンセプト 上田和彦

◆論考
 描画/演奏――石田尚志論 沢山遼

 橋本聡の映像 石岡良治

 震災という未曽有の出来事を経験しても「自然とは何か」という問いが日本の現代美術から発せられないのは何故か 井上幸治

 機械の冥界と魂の冥界/井上実《空地の端》をめぐって 古谷利裕

 ロバート・ラウシェンバーグ メディウムを超える抽象 上田和彦

 露出された地層 笹岡啓子「Remembrance」 永瀬恭一

◆シンポジウム
 今、ここにある美術批評(誌)
 川人寧幸・櫻井拓・星野太・松浦寿夫/司会 永瀬恭一


●1号:

「組立」−知覚の臨界−
定価:1680円(本体1600円)

田中秀和 制作メモ

松浦寿夫 「最初の恣意性」

上田和彦×林 道郎 「組立」対話記録・〔筆触・イメージ・身体〕

境澤邦泰 「知覚の臨界確定−セザンヌ試論」

星野 太 「戦後アメリカ美術と「崇高」−ロバート・ローゼンブラムの戦略」

佐藤雄一 「さらに物質的なラオコーンに向かって −「固有値(Eigenwerte)」としての支持体を自己生成する」

阪根正行 「ハブ型書店員の可能性−本の生態系を取り戻すために」

柴田晃宏 「イキカエルノイエ リノベーションの可能性」

永瀬恭一 「「組立」の組立 アニメーションにおける声/絵画における空間」


●2号:

「組立」−作品を登る−
定価:1470円(本体1400円)

高木秀典 「製作ノート」

有原友一 「「画面」の前で−作品を登る−」

佐藤雄一×松浦寿夫 「『「固有値(Eigenwerte)」としての支持体を自己生成する』可能性」

大山エンリコイサム 「絵画とスピード違反」

郷原佳似 「フレンホーフェル効果」

境澤邦泰 「絵画と視線の行方」

上山和樹 「主体化の失敗から、触媒としての生成へ」

水野 亮 「展覧会レビュー×2本(+「写真を見ること」についての私論)」

永瀬恭一 「脱美学−ブロークンモダンの諸相」