対話7「ルネサンスの問題・レオナルドとラファエロ」:前編 後編

2013年6月25日(新宿)前編

上田和彦と永瀬恭一で「レオナルド・ダ・ヴィンチ展―天才の肖像」 さらに「ラファエロ」 両展について話しています。残念ながら展覧会は終わってしまいました。前半は「レオナルド/限界の確定(最初に少しラッセン)」、後半は「レオナルドからラファエロへ/流通し始める芸術」といった内容。

前半には副題にある様に、発刊されたばかりの《ラッセンとは何だったのか? ─消費とアートを越えた「先」》 について、寄稿者のお一人でもある上田さんにお話を伺っています。

※また、上田和彦さんによる初期論考「アートと資本主義」、そして2009年の「組立」フリーペーパー掲載論考「芸術の価値形態」、改めて公開いたしました。ラッセン論と合わせて読むことで、より刺激的な視点が生まれると思います。

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前編:レオナルド/限界の確定(最初に少しラッセン)(37.8M)(MP3)

後編

 

対話中、カタログ図版を参照しています。お持ちの方はどうぞお手元に。

冒頭で話題の《ラッセンとは何だったのか? ─消費とアートを越えた「先」》版元の紹介ページ。

《ラッセンとは何だったのか? 》についての話中、出てくる「VOCA展についての話」

レオナルド・ダ・ヴィンチ「音楽家の肖像」(1485年頃)

「音楽家の肖像」との類似点として右下の女性に注目。「岩窟の聖母」(ルーブル美術館)(1483年〜1486年?)(未出品)

「シナヴラ・ベンチ」(1475?)(未出品)

「洗礼者ヨハネ」(1514-16)(未出品)

水車のように回転して弓矢を発射する装置「複数の弩を装備した歯車の素描」

レオナルドによる水流・洪水のデッサン(未出品)

聖ヒエロニムス(1482-83)(未出品)


対話1「組立について」:前編 後編

対話2「シャルダン展について」:前編 後編 おまけ

対話3「エル・グレコ展について」:前編 後編 しゃべり抜け

対話4「ベーコン展について」:その1 その2 その3 おまけ

対話5「再戦・ベーコン展について(古谷利裕さんを迎えて)」:前編 後編

対話6「大正モダンの問題・木村荘八展について」:前編 後編